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デイトレ講座 その42

10/1 土曜

 

日米とも株価は大幅に下落してきました。昨日は日経平均は25939円 -484でした。

この下げは9/29~9/30にかけてのナスダックの10737 -314の大幅下落が影響しました。

あと月末の金曜もくわわったようです。

株価全体の動きはいつもこのブログに書いてあるとうりの景気後退の展開です。

長くこのブログに目を通しているかたはお分かりかと存じます。

 

昨日のような地合いでは、デイトレにおいては空売り目線で対応すれば、利益を上げられます。

どこで空売りを仕掛けるかを勉強すればいいわけです。。

 

先日、ご承知のようにアップルがスマホ販売不調に伴い、減産を打ち出しました。

売れなくなってきたということは、景気が悪くなっているということではないでしょうか

アップル株はあっという間に下落し、17兆円消失しました。

アップル低迷により、それに伴い電子部品銘柄、半導体銘柄も影響をうけます。

アップルは景気後退をすでに見越しているのでは

皆さん、原油価格が低下していますよね。

低下についてはいろいろな理由が言われ、それぞれが正しい理由なのでしょうが、結局、需給の問題、

も絡んでいるのでは。

景気後退で、需要が減少するから原油価格が下がっていると、景気のバロメーターとして判断している

のかもしれません。

なので、電気料金もやがて下がるのでは???

わかりませんが。

 

以下は、日経平均、NYダウ、ナスダックのチャートです。

9/30-10/1のナイトセッションの動きは以下のとおりです。

NYダウ   28725 -500

ナスダック 10575 -161

SP500  3585  -54  

半導体指数↓

ドル円   144.758

日経先物 25875  -135

 

以上のことから、来週月曜は一部投機色の強い仕手株を除き、ほとんどの主力株は下落スタートです。

 

なぜこうなったかお考えになったことありますか

新型コロナ対策の影響です。各国はお金を印刷し、私たちにばらまいてくれました。

とても、ありがたかったです。

しかし、その時から一部有識者はやがてリーマンショック級の暴落が訪れると警鐘していました。

しかし、あの当時、書店の店頭には、いま米国株は買いだ、買いだと、多数の本が店頭に並んでいました。

日本の○○投資顧問は日本株も買いだ、買いだと猛烈な買い煽りしていました。

いまでも、ちょっとあや戻し、つまり値を戻すと底を打った、買場到来、乗り遅れずにいますぐ買いだと

煽ります。

 

 

こらから先、どうなるるんでしょうか

 

ほんの少し前、この勉強会に自由が丘から女性の生徒さんがいらっしゃいました。

聞くと米国のSP500の銘柄を数種類おもちでした。

そのうち約3銘柄くらい、少しの利益がでていました。

あとは全て含み損状態でした。

私は「利益がでているものは来週すぐ売ったほうがいいですよ。いつ下がるかわからないです。

これから景気後退ですよ」とアドバイスしましたが、ホールドしていたら、いま、そうとうな含み損に

なっていることでしょう。

今頃、どうしていることやら、案じています。

いま、世界はそれぞれのお国事情でバラバラです。

私たちもそうですが、全ての国は基本的に自国優先ですから、当たり前なことといえばそれまでですが.

 

米ではインフレ対策で金利を上げ、金融引き締めをしています。

一方、日本は金融緩和継続です。よって円安が進行し、輸入品が高くなっており物価高を招来しています。

事実、この10月から値上げラッシュです。

日銀は、そろそろ、また為替介入するでしょうが、財源などいろいろな難しい問題があります。

英国新政権は大幅減税を打ち出し、お札を大量に刷り、市場にばらまきます。これはインフレ助長です。

プーチンは核攻撃を最後にしかける可能性が大きくなってきましたした。

プーチンの側近がスパイ映画のように核ボタンのスイッチオンを阻止してくれるといいのですが。

もしプーチンが核をつかえばNATOは黙っていません。

怖い話です。

 

政治や経済ほとても難しいですね。

会社の経営も同じくとても難しいです(長年特許事務所を経営し、いろいろな会社の浮き沈みをみてきました)。

 

株価は実態経済(会社の経営状態、私たちの暮らし)の6カ月先をいく、といわれています。

つまり、経済の先行指標といわれています。

インフレと景気後退、株価の低迷、その先に待ち受けているものは???

怖いですね。

 

スイングトレードはいいときはいいのですが、

少し前まで、勢いよく上げていたレーザーテックや日本郵船、商船三井、川崎汽船など、軒並み

値を下げています。

人間の心理として、上げているとき、どうしてもまだまだ上がるのではと買ってしまいます。

すると、値を下げていっても、値を戻すのではと、なかなか損切りできません。

そして、最後の最後まで持ち続け、どうしようもなくなってから投げ売りします。大損です。

 

デイトレを勉強し、対応していきましょう。

YouTubeのデイトレーダーをみていると、自分の勘だけで株価を予測して皆様トレードしています。

寄り付き前の数十分前からの気配値をみて、つまり8;30前後からの気配値をみて

今日、この株は上がるだろうから買いだ、こっちは下がるだろうから空売りだ、と。

そんなYouTubeをみて勉強しようとしている方が多いと思います。

しかし、残念ながらほとんど勉強になりません。

大体、気配値の多くはそもそも機関投資家や仕手筋の私たちに対する嵌め込み値です。

ほぼ正しい気配値は8:59になってからです。

なので、8:30ごろの気配値をみてトレード戦略を練っても意味はありません。

 

 

トレードは、その日、時々刻々と変化していく市場からもたらされる情報に対応してやるものです。

つまり、株価は上げたり、下げたりします。潮の満ち引きのように。

上がれば利食われるため下がり、下げれば買いが入り上がり、これを繰り返します。

それに合わせるということです。

 

 YouTubeのデイトレーダーのように、

あっちの銘柄、こっちの銘柄と沢山の銘柄を同時進行的に一斉にみていて、この株は上げてきたから買い、

こっちは下げてきたから売りだ、とやっていると、すぐ買いを入れた方が下がり、売りをいれたほが上がって

いくことが多いです。つまり、逆、逆と裏目にでることが多いです。

結局、二兎を追う者は一兎をも追えずで、損切りばかりになりす。

なので、あまり手を広げても対応できません。

お気持ちはわかります。株の雑誌やYouTubeでは盛んにお勧め銘柄を煽ります。

つい、その気になってしまい、あちこちの銘柄に手をだしてしまいます。

 

世界が大きく変わりつつある混沌とした世界情勢からすると10月相場も荒れそうです。

スイングで銘柄を買ってホールドしても、いつ下落するかわからず、怖いです。

いまはデイトレで対応するほうが賢明ではないでしょうか。

 

それでは良い週末をお過ごしください。