2/10(土) NYダウ +330
ドル/円 108.79
NY市場は反発しました。
単なる下げに対するリバウンド?
それとも単なるスピード調整に過ぎず下げ止まったのでしょうか?
VIX指数(恐怖指数)も落ち着いてきており、
ファンド勢の売りも峠を越したようなので
日柄調整しながら徐々に上昇していくのではないでしょうか。
嘘か誠か私達には分かりませんが、
アナリストは米暴落について色々と勝手なことを
ネットなどで云っています。
来週どういう動きをするのか注目です。
- 急落は急騰:急騰は急落?
6467 ニチダイ
PM2:30頃、一瞬噴いた瞬間(上ヒゲ部分)、突然すさまじい急落に見舞われました。
大口によるふるい落としの仕掛け売りのように思えます。
まさに売りが売りを呼びました。
が、その後、一転してすかざず爆騰。凄い上げ方でした。
私は暫く様子をみて飛び乗りました。ジャンピングキャッチを覚悟の上で。
昨日(2/9 金)の夕刊フジに次の記事が掲載されました。
急落後、この内容がネットで会員に配信されたのか、
夕刊フジの電子版でいち早く気付いた読者かが
買いを入れて急騰したのかは不明ですが、
しかし、このニュースで暴騰したことは確かです。
まさに急落させて値を下げ、すかさず買いを入れて急騰させた感じでした。
この銘柄は、2/6(火)に増担保規制が入りました。
通常、この規制がかかると下落します。
私はそう思い、2/6にかなりの枚数を空売り仕掛けして放置していました。
しかし踏み上げにあって爆損しました。
以来、この銘柄に注目していました。
以下に示すのは日足です。
NY暴落、日経平均暴落にも拘わらず、上げています。
著名な某投資家の方が、4,000円まで上がると仰っています。
ア.本当にそこまでいくのか?
イ.仮にいくとしたら一気にいくのか?
ウ.一度反落してから再び上昇していくのか?
どうなるか分かりませんが、かつての4589アキュセラ、
6176ブタンジスタ、ポケモンGOの7974任天堂を思い出します。
当時、私は知識、技術がなくこれらの銘柄で物凄い額の損失を出しました。
ニチダイに関し、昨日、引け間際、少しだけ持ち越し(スイング)で
買いを入れましたが基本はデイトレで臨みます。
最近、急騰して急落したものとして、9307杉村倉庫があります。
この9307杉村倉庫も増担保規制がかかったにも拘わらず
下げませんでした。
この頃、この勉強会にご参加下さった方が、
杉村倉庫を保有しています、かなり利が乗っています、
まだまだ上がるのでは、と仰って微笑んでおられました。
しかしその後突然急落しました。
連続のストップ安だと、売りたくても売れない状態が続き、
結局損失を出すことが多いので、注意が必要です。
- 決算前の記事は信じるべきか?
私は基本、決算は跨がないことが多いです。
どう動くか分からないためです。
最近、個人投資家間で信頼されている著名情報サイトに
ひっそりとこんな記事が載っていました。
「ムニューシン発言が資源高誘発、米インフラ投資拡大なら非鉄など一段高も。
●原油、非鉄、商社は遅かれ早かれ増額修正も
足もとの資源価格は上昇ピッチが速かったこともあり、目先一服予想もあるが、
例えばWTI価格は「夏場に向けて60ドル台後半での強含み状態が続く」
(アナリスト)との見方は少なくない。こうしたなか、原油や非鉄など
資源関連株には業績増額修正が強まっている。
例えば来月8日に決算発表を予定している国際石油開発帝石〈1605〉の
18年3月期の連結経常利益は会社予想3670億円に対して、
4060億円前後への増額修正期待がある。
同様に、8日に決算を予定している住友金属鉱山〈5713〉の今期の連結経常利益は
会社予想970億円に対して1130億円前後へ上方修正期待が浮上している。」
これを読み、私は1605国際石油開発帝石を先回り買いし、
良かれと思い、受講生の方にもすすめました。
申し訳ないことをしました。
決算発表は4060億円前後にはるか及ばず
連結経常利益は3082億円でした。
よって、サプライズ決算ではなく、窓開け上昇はなしでした。
一体どこから上述の記事が出て来るのか
何故あのような嵌め込み的な記事をアップするのか理解できません。
これから上がるのかもしれませんが、
いずれにしても記事には注意が必要です。
今回の日経暴落などを鑑みたり、
平昌オリンピック終了後の米VS北朝鮮のことを考えると、
やはりデイトレが安心なのかと改めて思える今日この頃です。
なお、いつもお伝えしていますが
このブログは特定の銘柄を買い煽ったり
売り煽ったりするものではありません。
チャートの動き、市場の動向を踏まえ、
皆様とご一緒に考えることを趣旨としています。
このブログは2018年2月10日(土)にアップしました。